フルハーネスの義務化はいつからか詳しく解説します
高所作業で使われる安全帯は2019年に施行された法改正により「墜落制止用器具」に名称が変更されました。
それに伴って、墜落制止用器具はフルハーネス型が原則になるなど、いくつか変更点と注意点があります。
この記事ではいつから義務化になるのかなど知っておくポイントをまとめて解説していきます。
▼現行法の安全帯と法改正の理由
現在使用されている安全帯とは、ハーネス型と胴ベルト型の2つです。
このうち、胴ベルト型はベルトからすり抜けたり、墜落しなくてもベルトの圧によって身体に大きなダメージを与えたりしました。
そのため、安全性をより高めるために、墜落しにくくダメージが体の一点に集中しないハーネス型を原則にすることが決まりました。
▼フルハーネス型の使用がいつから義務化になるのか
■法律施行後2021年までは猶予期間がある
安全帯に関する法律は、2018年に告示され、2019年2月に施行されました。
しかし、即日義務化されたわけではなく、2021年12月31日までは現行法に基づく安全帯の使用が許されています。
つまり、完全にフルハーネス型の使用が義務化されるのは、2022年1月1日からです。
■フルハーネス型の完全義務化までは購入時に注意が必要
完全にフルハーネス型の義務化の時期は決まっていますが、それまでは現行法の安全帯も使用可能です。
そのため、2022年までは現行法で認められている安全帯も販売されます。
もし、墜落制止用器具を購入しようと考えている人は、フルハーネス型を購入するようにしましょう。
▼まとめ
フルハーネス型の義務化がいつからか気になる人は、「2022年1月1日から」と覚えてください。
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