作業用革手袋のあれこれ
荷物を落としてしまったり、手や指を切ってしまったりなど、現場仕事においては少なからずヒヤリハットな事例があります。
そんなとき重要な役割を果たしてくれるのが作業用の革手袋です。
切り傷ややけどを防ぐものなど、さまざまな場面で作業員を守ってくれます。
今回は、革手袋の種類や用途について解説していきます。
▼革手袋とは
手を保護する手袋であり牛や豚などの革、もしくは合成皮革、人口皮革などで作られたものを指します。
▼革手袋の種類
■運搬作業向け
滑り止め加工されているのが特徴の手袋で、グリップ力が強いの点が優れています。
重たいものをしっかりとホールドできるため安全に持ち運べます。
■精密作業向け
薄手で手指にフィットしやすいのが特徴の手袋です。
小さな部品の組み立てや検品といった、細かい作業を行う際にスムーズに行うことができます。
▼革手袋のお手入れ
現場での作業において汚れはつきものですが、革手袋も放っておけばカビが生えたり汚れが染みついたりします。
そうならないためのお手入れを紹介します。
①軽い汚れはブラシや布などで落とします
②30℃以下のぬるま湯、専用洗剤を用意します
③手袋を手にはめたまま、専用の洗剤をスポンジでよく泡立てて桶などで洗います
④ぬるま湯でよくすすいだら、乾いたタオルなどでたたいて水分をとります
⑤形を整え、風通しの良い場所で陰干しします
⑥乾いたらオイル、またはクリームを塗りタオルなどで吹きます
以上で革手袋のお手入れは終了です。
▼まとめ
今回は革手袋の用途別の適正やお手入れ方法などについてまとめました。
ぜひご自身の作業に合わせて革手袋を選んでいただき、正しいお手入れで安全な作業を心がけていきましょう。